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タイと国境を接するクランタン州の州都・コタバルを旅する

みなさんはタイとの国境に位置するマレーシアの街「コタバル」をご存知でしょうか?

実は日本と歴史的な関わりのあるコタバルの地。

この記事では、そんなコタバルの基本情報や観光スポットを筆者が実際に訪れた際の感想とともにまとめてみました。

美しいビーチで有名なプルヘンティアン島へはコタバル空港からの移動がおすすめ。

プルヘンティアン島に行かれる際はぜひコタバルの街も散策してみてくださいね。

※プルヘンティアン島の旅行記はこちら。
>> マレーシアの秘境・プルヘンティアン島を旅する

コタバル(Kota Bharu)ってどこ?

コタバルはマレー半島北部にあるクランタン州の州都

地図の通り、タイとの国境に位置しているため、街のいたるところでタイ文化も感じることができます。

クアラルンプールーコタバル間は直行便が飛んでおり飛行時間はわずか1時間ほどです。

コタバルどこ行く?何食べる?

バンクケラプ(Bank Kerapu)で歴史を学ぶ

Bank Kerapuの外観

コタバル散策で私が最初に訪れたのがバンクケラプ(Bank Kerapu)。

「Bank」と名のつく通り元々は商業用の銀行として設立されましたが、のちの第二次世界大戦中には日本軍がマラヤ(当時のマレーシアの名称)を侵略した際の日本軍の本拠地として使われていました。

現在は史料館となっていますが、この歴史的背景から館内の展示は当時の日本軍に関するものがほとんど。

学生時代、授業ではあまり深く触れられることのなかったマレー半島侵略に関する展示物の数々に胸が痛みました。

マレーシアに来て以来、「日本人だから」という理由で事件に巻きこまたり差別されたりといったことは今まで一度もありませんでしたが(むしろ日本人と言うと好意的な印象を持ってもらえることが多い)、日本人として知っておかなければならない歴史だということを改めて実感しました。

日本軍によるクランタン州侵略の年表
日本軍によるマレー半島侵攻の経路図
当時使われていた日本紙幣

イスタナジャハール(Istana Jahar)で王室の暮らしをのぞき見!

Istana Jaharの外観。マレー系の観光客が多かったです。

次に訪れたのはバンクケラプから約300mほど先にあるイスタナジャハール(Istana Jahar)

こちらはかつて王室の邸宅だった建物で、現在は王室の暮らしを知ることができるミュージアムとなっています。

建物の中は当時の王族が使っていた食器やアクセサリー、食事や儀式の様子などが展示されています。

南国フルーツがお供えしてあったりと日本では見慣れない東南アジアらしい習慣が面白かったです。

入館料はRM2でした。

黄色はイスラム圏の王様(スルタン)の権威を象徴する色

シティカティジャマーケット(Siti Khadijah Market)で地元市場の活気を体感

日本では目にしない謎野菜・謎フルーツがたくさん。

イスタナジャハールから約450m先にあるのがシティカティジャマーケット(Siti Khadijah Market)。

生鮮食品や雑貨などが売られている地元の市場でかなり賑わっていました。

市場の入り口にある看板を見てみるとなんと日本語での説明も。

看板に書かれている通り、マーケットの名前がイスラム教の預言者ムハンマドの妻にちなんで名付けられたということも関係しているのか、確かにほどんどのお店が女性で切り盛りされていました。

日本語訳があったことにびっくり
何が入っているかと思ったら全部バナナ。
果物の王様ドリアンは量り売り

地元の味ナシダガン(Nasi Dagang)に舌鼓

小腹が空いたらローカルフード、ナシダガン(Nasi Dagang)がおすすめです。

ナシダガンはブラウンライスにフィッシュカレーをかけて、ゆで卵やサンバルソース(チリソース)をトッピングして食べる定番の朝食。

主にクランタン州やトレンガヌ州などで親しまれています。

友人が教えてくれたレストラン「Nasi Dagang Restaurant」はかなりの人気店で、到着したころにはブラウンライスはほぼ売り切れ。

そこでお店の人がブラウンライスと普通の白いライスを半々でよそってくれました。

ココナッツミルクのほのかな甘みが香るライスにピリッと辛いフィッシュカレーが食欲をそそりプルヘンティアン島のホテルで朝食を食べていたにもかかわらずあっというまに完食。

飲み物付きでRM5.5でした。

バンクケラプ・イスタナジャハール・シティカティジャマーケット、そしてNasi Dagang Restaurantは全て徒歩圏内に位置しています。

各スポットをじっくり見ても3~4時間でまわることができますよ。

番外編:マレーシアにいながらタイ文化を感じる!タイ式仏教寺院巡り

クランタン州の北部はタイとの国境に面しているためタイ文化も地域に深く根付いています

これから紹介する3つのタイ式仏教寺院は、コタバルの中心地から20km圏内の別のエリアに位置しているため番外編としました。

車での移動が可能な場合にぜひ立ち寄ってみてください。

Wat Photivihan

写真に収まりきらないほど巨大な涅槃像がたたずむお寺です。(近づくとかなりの迫力!)

名前の最初の単語“Wat”はタイ語で「お寺」を意味。

Wat Machimmaram

坐像の大仏様を拝むことができるお寺です。

大仏様の足元にズームしてみると、タイ語・中国語・英語の3カ国語表記が。

Wat Phothikyan Phutthakthan

高くそびたつ立像の大仏様が特徴的です。

開けた土地に建っているため、視界を遮るものが何もなく雄大さをより感じることができます。

おわりに:クランタン州・コタバルを旅して

マレーシアというだけでも多民族・多文化であるのに、そこにタイ文化までも存在している街の姿がとても印象的でした。

クランタン出身の友人曰く「タイまで車ですぐだから、日帰りでショッピングに行ったり、何なら晩ご飯だけ食べにタイに行ったこともあるよ。」とのことで、普通に州をまたぐくらいの感覚なんだとか。

友人は中華系ですが、タイ式寺院にお参りに行ったり、タイの伝統料理を自宅で作ったりと日常の中にタイ文化が溶け込んでいることを知りとても興味深かったです。

半日でも十分まわることができるので、一味違ったマレーシアの姿をぜひ体感してみてくださいね♪

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