マレーシアで一人暮らしを始める上で避けては通れない、それが部屋さがし。
ましてマレーシアという海外。
大きなお金が動くし、体力も使う・・・
いい部屋が見つかるか不安!でも後悔したくない!というあなたに向けて、
実際にマレーシアで部屋さがしを3回経験した筆者の実体験をフルに盛り込みましたのでぜひお役立ていただけたら嬉しいです。
このようなお悩みにお答えしていきます。
<筆者はこんな人>
・2020年まで3年間クアラルンプール中心地で一人暮らしを経験。
・滞在中の3年間で3回引越し。
・現地採用として日系企業で就業。
今回は、マレーシアの賃貸物件を内見する際にチェックすべきポイントをまとめてみました。
南国マレーシアならではのポイントも盛りだくさんです。
賃貸契約をする前にぜひご参考ください!
<関連記事>
現地採用、マレーシアで部屋を借りる① ~基本情報編~
現地採用、マレーシアで部屋を借りる③ ~交渉編~
この記事の目次
コンドの周辺環境

まずはコンドミニアム(=マンション)の周辺環境のチェックポイントからです!
周辺の治安/通勤ルートと通勤時間
マレーシアの治安は比較的良いものの、気は抜けません。
・コンドミニアムがあるエリアの治安
・通勤ルートとおおよその通勤時間(通勤/帰宅ラッシュ時の道路状況)
・夜になっても人通りがあるか、道は明るいか
を事前にちゃんとチェックしてください。
マレーシアは車社会で、電車やバスが遅れるのは日常茶飯事。
特に朝夕の通勤時は想像以上に時間がかかる恐れがあるので注意が必要です。
事前にできることとして、
・実際に周辺を散策したり、通勤ルートを通ってみる
・不動産屋に周辺環境や安全なルートを聞いてみる
が有効ですよ!
家の近くにスーパーやレストランがある
自炊したい方や、車がない方は、徒歩圏内にスーパーがあるかの確認も。
マレーシアには一食約200円ですむような地元の食堂や屋台がたくさんあります。
しかし、よくよくみると油や砂糖が大量に使われているものがほとんど…。
フードデリバリーも充実していますが、割高になるのはマレーシアでも同じです。
私自身、最初はマレーシア料理だけで生活していましたが、それが続くとさすがに飽きてきます。
そしてなにより「このままでは明らかに健康に良くない…」と気づき、自炊の割合を増やすよう心がけました。
当時、車もなかったので徒歩圏内にスーパーがあるのは私にとっては必須条件でした。
コンド周辺に建設中のビルがない、建設予定がない
マレーシアではまだまだ高層ビルの建設ラッシュ。
これは私の実体験ですが、内見時は窓からの眺めが最高だったのに、いつのまにやら正面に別のコンドの建設が始まってしまったこともありました。
工事が開始すると、大気汚染・騒音・作業員の目(昼間にカーテンを開けづらい)などがももれなくついて来ますので要注意です。
コンドの設備
続いては、コンド内の設備についてです。
セキュリティがしっかりしている
コンドによってセキュリティのレベルも様々です。
私の周りで泥棒に入られたケースはありませんが、よりセキュリティレベルが高く安全なコンドに住むに越したことはありません。
参考までに、以下のような項目をチェックしておくと良いですよ。
・ロビーに24時間常にセキュリティスタッフがいる
・玄関の鍵が二重ロック/内鍵がある
・エレベーターはアクセスキーを持っていないとフロアボタンを押せない
コンドミニアムの施設
ジムやプールなどを頻繁に利用する方は、入居者が利用可能な施設も要チェックです。
高級なコンドミニアムには、ミーティングルームやムービールーム(映画を見る用の部屋)といった設備があることも。
部屋の階層と位置
続いては、気になるお部屋が何階のどこに位置しているかです。
虫が苦手な方は要チェックです!
階層 ※おすすめは高層階(15階以上)
個人的には、高層階をおすすめします。
景観が良いことに加え、高層階ほど虫の出現率も低くなるといわれています。
が、ここは南国マレーシア。
残念ながら27階に部屋に住んでいた時でもそれなりに虫はでました(苦笑)
マレーシアに住むかぎり、虫を完全に排除するのは難しいのが正直なところです。
<関連記事>
マレーシア歴3年のカビ・虫対策まとめ【アリ・コバエ・ゴキブリ撃退】
ゴミ捨て場
これは虫と悪臭チェックのためです。
気になるお部屋がゴミ捨て場の近くである場合は注意が必要です。
私が住んだコンドミニアムではいつでも、どんなゴミでも捨ててOKだったので、各フロアの端にあるゴミ捨て場には常に多種多様なゴミが捨てられていました。
そのためゴミ捨て場周辺は虫・悪臭が発生しやすくなります。
内見ではゴミ捨て場の場所や、定期的にゴミが収集されているかも参考してみてください。(ゴミ回収チェックの表が貼られている場合があります)
リビングルーム/ベッドルーム

必要な家具一式が備え付けてある
基本的にどの部屋も家具は備え付けですが、デザインやインテリアは部屋によって様々です。
内見時は自分が実際にそこに暮らすことをイメージしながらチェックします。
▽家具一式の一例
・ダイニングテーブルとイス
・ベッド(マットレス・シーツ)
・ソファ
・収納スペース
・クーラー
・天井ファンもしくは扇風機
個人的に、天井ファンもしくは扇風機は必須条件でした。
クーラーだとつけっぱなしだと寒すぎますし、電気代も高くついてしまいます。
また常夏マレーシアでは常に湿度が高いので、換気をするためにも特に天井ファンはあったほうが良いです。
家電が全てきちんと動く
希望度の高いお部屋の場合は、家電の動作確認もおこなってください。
動きが悪いものや古いものは、新しいものへ買い替えの交渉ができるかもしれません。
Wi-Fiの設置位置と設置可能な通信会社
クアラルンプールであればWi-Fi設置の心配はいらないかと思いますが、エリアによっては設置可能な通信会社が限定されている場合があるので確認しておきましょう。
キッチン
自炊をする人は事前に必要なキッチン設備のチェックリストを作成しておくと良いですよ。
▽チェック項目の一例
・冷蔵庫
・トースター
・電気ケトル
・電子レンジ
・ガスコンロもしくはIHヒーター
※ガスは①都市ガス、②ガスボンベの2通りがあります。
②ガスボンベの場合はボンベとコンロを繋いで使用し、ボンベ内のガスがなくなったら交換する必要があります。
・食器一式
・調理器具一式
・炊飯器
洗濯機と乾燥方法

洗濯機がある
洗濯機はどのコンドミニアムの部屋にも備え付けられているので心配はないと思います。
気になる方は内見で機能面も確認しておくと良いですね。
洗濯物の乾燥方法
洗濯物をどうやって干すかも見落としがちなのでチェックが必要です。
乾燥機能付き洗濯機のある部屋に住んでいましたが、乾燥に意外と時間がかかり私はほぼ使うことはありませんでした。
ベランダに干すという手もありますが、虫が苦手なのと都心部は空気がきれいではないので外干しはナシでした。
となると、洗濯物は部屋干しになります。
そのため物干し台・天井ファン・扇風機といった設備があるかどうかも確認するようにしていました。
バスルーム・トイレ
続いて、バスルームとトイレです。
マレーシアのコンドミニアムは基本的にユニットバスです。
バスタブ付きのコンドは少数ですが探せばあります。
▽チェックポイントの一例
・お湯がちゃんと出る
・水圧が十分(トイレ、シャワー)
・換気できる(換気扇がある/窓がある)
不動産屋選び
最後に、あなたのお部屋探しのパートナーとなる不動産屋についても少しお話ししておきます。

レスポンスが速い
どの不動産屋も契約前はレスポンスも早く、交渉ごとやリクエストもオーナーにいろいろ掛け合ってくれます。
ただ、本当に信頼できる良い不動産屋かどうかわかるのは入居後。
私はこれまで3名の不動産屋の方にサポートしてもらいました。みなさんマレーシア人ですが全員異なる不動産屋です。
ある不動産屋は、契約前は人当たりもよく、交渉ごともとても頑張ってくれたのに、いざ入居後でトラブルがあった際に、レスポンスが遅くとても困りました。これ以上そこでストレスを感じたくないと、それが起因して引っ越しを決意したこともあります。
内見時はとてもきれいな部屋で一見問題がなさそうに見えても、いざそこで生活を始めてみると家電が壊れたり、水漏れしたりとマレーシアでは住居関連のトラブルはつきもの。そういったトラブルの際に不動産屋がちゃんと対応してくれるかが重要となってきます。
きちんと英語でコミュニケーションがとれる
不動産屋がマレーシア人の場合、英語でやりとりする必要もでてきます。(日本語が話せるマレーシア人の不動産屋もいましたが少数です)
テキストのやりとりや内見時の会話を通して、ちゃんとコミュニケーションが成り立つかも意識しておくことをおすすめします。
これは私の英語レベルの問題でもありますが、人によってはかなりアクセントが強く、文法もブロークンで正直何をいってるのか本当に理解できないことも…(苦笑)
また、英語のライティングが苦手で音声メッセージを送ってくる人もいましたが、それが聞き取りづらくストレスになったこともありました。
オーナーの人柄が良さそう・オーナーと不動産屋の関係性も良好
部屋のオーナーが台湾人やシンガポール人などの外国人でマレーシア国内に滞在していない場合もよくあります。
しかし、マレーシアで入居後のトラブルはつきもの。(家電が故障したり、天井から水漏れしたり…)
緊急事態のときは基本的に不動産屋にまず連絡をしますが、修理代などの金銭面でのサポートは不動産屋とオーナーが相談するかたちになります。(基本的に故意でなければオーナーが支払ってくれますが)
そんなときに不動産屋と連携して素早く対応してくれるか、金銭面でサポートしてくれそうかが重要になってきます。
内見時には「この部屋のオーナーってどんな人ですか?」「頻繁に連絡を取り合いますか?」としれっと聞くようにしていました。
おわりに:内見前の段階から十分な準備を!
今回は部屋探しのチェックリストについて、実体験をもとにまとめてみました。
マレーシアでは3つの部屋に住みましたが、全ての条件を満たす部屋に出会うのは正直難しかったです。
確認不足で入居後に家電を買い足したり、不動産屋とウマが合わなかったりもしました。
部屋探しはエネルギーを使いますが、良いお部屋、良い不動産屋に巡り会えますよう、この記事が少しでも参考になれば幸いです。











・マレーシアの賃貸物件で確認しておくべきポイント
・マレーシアで部屋探しを経験した人の体験談が知りたい。