こんにちは、朝川です。
突然ですが、ソルティッドエッグ/ソルテッドエッグ(Salted Egg)という食べ物をご存知ですか?
私もマレーシアに来るまで知らなかったのですが、なにやらこのソルティッドエッグが「やみつきで中毒性がある!」と話題になっているという噂を聞きつけました。
そこで今回はソルティッドエッグについて、私のマレーシアでの経験とともにまとめてみました。
シンガポールやタイなど東南アジア諸国でも人気の高いソルティッドエッグの魅力とは…?
日本でも楽しめる!
この記事の目次
ソルティッドエッグって何?
まずはソルティッドエッグの基本情報から。
そもそも、ソルティッドエッグとは塩漬けの卵のことです。
ソルティッド(Salted)は「塩漬けの」、エッグ(Egg)は「卵」なのでそのままですね。
しかし、ソルティッドエッグに使われる卵は、ニワトリの卵ではなくアヒルの卵。
実は中国由来の食材で東南アジアでも広く親しまれています。
こちらはマレーシアのスーパーで売られていたソルティッドエッグで、4個入りRM5.24でした。
地元の市場では1個から購入できるところもありましたよ。

黒い土で覆われているため怪しさ満点ですが、これはソルティッドエッグの独特の製法に由来しています。
その製法とは、土・灰・水そして塩を混ぜて作られた泥に生卵をそのまま埋めて卵に塩味を染み込ませるというもの。
この塩漬けの段階では泥は水分を多く含んでいますが、売られるときには乾燥してさらさらとした砂のような手触りになっています。
袋から出すとこんな感じ。
結構厚めの土に覆われています。

土を洗って落とすとやっと卵が出てきました。
見た目は普通の卵です。

ソルティッドエッグってどんな味?
続いてソルティッドエッグの気になる味について。
塩漬けだから当然塩辛いんでしょ?
…と思いきや、黄身のまろやかさにほのかな甘みも感じる濃厚でクリーミーな味!
塩漬けの工程で黄身の中の水分が抜けて旨味が凝縮され、さらに発酵作用によってこの濃厚な味に仕上がるそうです。
ちなみに、うま味が凝縮された濃厚な味がするのは黄身の方。
白身の方は「あれ?塩食べてるのかな???」と錯覚するくらいしょっっっぱくて、食べられたもんじゃなかったのでご注意ください(笑)
後日、中華系マレーシア人の友達に白身を食べた話をしたら「一般的に食べるのは黄身の部分だよ〜ははは」と笑われました…。
日本企業が商品化!
ソルティッドエッグを実際に調理してみた
さて、ここからはスーパーで購入したソルティッドエッグを実際に調理してみます!
まず卵のまわりを覆っている土を水で洗い落とします。

次に卵をゆでます。
鍋に卵がつかるくらい水を入れ火にかけます。
沸騰して10分くらいで以下の写真のように半熟にゆであがりました。

ニワトリの卵でゆで卵を作ったときのように殻をむけるか試しにやってみましたが、白身とくっついていてボロボロになってしまいました。

白身と黄身はすぐにはがれたので、黄身は簡単に取り出すことができました。

黄身の部分はおかゆに入れて食べると友人に聞いたので早速トライ。
黄身自体にすでに味がついているので余分に味付けをしなくても美味しく頂けました。

続いて、ソルティッドエッグでチャーハンが作れるか挑戦してみました。
生のままフライパンに割り入れ…たところまではよかったのですが、黄身の水分が抜けて硬くなっており、これが全然ほぐれない!!

なんとかそれっぽく仕上げましたが、味にばらつきが出るわ、白身は塩辛いわで失敗に終わりました…。

結論、ソルティッドエッグを生から調理する時は、
1.ゆで卵にする
2.黄身を取り出す
3.黄身のみを料理に使う
この方法が一番美味しく食べられることを身をもって学びました(笑)
ソルティッドエッグを使ったローカルメニューを紹介!
続いて、ソルティッドエッグが使われているマレーシアのメニューをご紹介します。
調理するにはちょっとハードルが高いという方、これから東南アジアを訪れる予定の方はぜひ参考にしてくださいね♪
ソルティッドエッグソース
まずは、ソルティッドエッグの黄身を使ったソースです。
メニューには、Salted egg sauce や Salted egg yolk sauce と書かれていることが多いです。(yolkは「黄身」の意味)
中華料理はもちろん、洋食やファストフードなどさまざまなメニューに使われていますよ。
パスタ
クアラルンプール北東エリアにあるイタリアンレストランPasta Ohsemには、「Salted Egg Pasta」なるメニューがあります。
濃厚でクリーミーなソースがパスタによく絡んで美味しそうです。
フライドチキン
Pop Mealsはクアラルンプール中心地Raja Chulan駅近くにあるレストラン。
こちらでベストセラーとなっているメニューの一つが、「Golden Salted Egg Butter Chicken」です。
フライドチキンの上にソルティッドエッグバターソースがたっぷり。
ライス付きなのでボリューム満点です。

チーズハットク
「CHUNZ」は韓国発祥チーズハットクのお店。
ケチャップやチリソース、マヨネーズなど定番ソースが並ぶ中…
期間限定でソルティッドエッグソースのオプションを見つけました。
卵の絵もしっかり描いてありますね。

ディムサム
ソルティッドエッグソースは、ディムサム(=「点心」の意味、英語でdimsum)にも使われています。
それがこちらのGolden Bun。

写真はクアラルンプール中心地に2021年にオープンした、三井ショッピングパークららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センターにあるNam Heong Chicken Rice Since 1938のGolden Bun。
こちらのお店では「Golden Lava Bun」という名前で販売されています。
ちなみにLavaは英語で「溶岩」、Bunは日本にある肉まんやあんまんの生地のような「パン」のこと。
そして中にはたっぷりのソルティッドエッグソースが…!
一口かじりつくやいなや、中のソルティッドエッグソースがそれこそ”溶岩”のようにドドドーッと溢れ出てきます(笑)
食べる時は口元にお皿を準備しておくか、お箸で割ってから食べることをおすすめします。
ソルティッドエッグパウダー
続いては、ソルティッドエッグの黄身の粉を衣にまぜた揚げ物です。
口に入れた瞬間にふわっとソルティッドエッグの香りが広がる私のお気に入りです。
フライドチキン
写真はクアラルンプールにあるレストラン「Nasi Ayam Hainan Chee Meng」のメニュー。
赤枠の76番がソルティッドエッグ味のフライドチキンです。
ちなみに、AYAM=鶏肉、TELUR=卵、MASIN=塩漬けの、という意味のマレー語です。

カラマリ(イカリング)

写真右下が、ソルティッドエッグ味のカラマリ(イカリング)。
マレーシアのパンコール島にある中華レストランで食べたものです。
都市部だけでなく、離島にもソルティッドエッグはしっかり普及していましたね。
ソルティッドエッグは海鮮とも相性抜群です♪
パンコール島の旅行記はこちら
初めて試すならお菓子がおすすめ!
ここまでソルティッドエッグについて語ってきましたが、そろそろ味を確かめてみたくなったのではないでしょうか?
そんなあなたにおすすめなのが「ソルティッドエッグ味のお菓子」!
特に「トトチップる」という魚の皮のチップスは、日本企業の製品(製造はベトナム)なので気軽に試せます♪
トトチップるにはしお味(ソルテッドエッグフレーバー)とソルテッドエッグスパイシー味があるので食べ比べもいいですね♪
※トトチップる公式サイトはこちら。
※参考:株式会社エスグロー『トトチップる販売開始!』
おわりに
今回は東南アジアで人気の「ソルティッドエッグ」をご紹介しました。
日本での知名度はまだそこまで高くないソルティッドエッグ。
濃厚でやみつきなその味はさまざまな料理にアレンジ可能なので、もしかすると次のトレンドになるかもしれないですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
※アイキャッチ画像素材:https://qlay.jp/archives/16321












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