- 言語交換をやっているけどうまくいかない…
- 言語交換のやり方がわからない…
- 言語交換で何を話したらいいかわからない…
といったお悩みに言語交換歴10年以上の筆者が答えていきます!
今回はより実践的な内容として、言語交換を上手く活用するコツについてまとめてみました。
私が実際に行った言語交換の体験談も紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
→言語交換(ランゲージエクスチェンジ)とは?経験者が語るメリットと注意点
◆「無料の言語交換サイトを探している」という方へ
→無料の言語交換サイト“Conversation Exchange”ってどうなの?使い方や体験談も【レビュー】
◆「良い言語交換パートナーが見つかず困っている」という方へ
→オンラインで理想の言語交換パートナーに出会う方法【真面目に勉強したい人向け】
この記事の目次
言語交換を効果的におこなうための3つの秘訣

まずは言語交換を効果的におこなうためのポイントを3つお伝えします。
学習言語の基礎知識はあらかじめ身につけておく
最初の秘訣は、学習言語の文字・基礎単語・基礎文法を事前にある程度習得してから言語交換を始めるということ。
知識がほぼない状態で言語交換をすることも可能ですが、当然使える表現が限られるため話が盛り上がらなかったり、相手の日本語の勉強を手伝うだけで終わってしまうことがほとんどでした。
現在私は韓国語を勉強しているのですが、事前に以下の知識を身につけてから言語交換を始めました。
- ハングルが読める
- 初級単語(1000〜1600語程度)を8〜9割覚える
- 初級文法で簡単な文章が作れる
英語でいうと中一レベルくらいでしょうか。
教材は基本的にネットやYoutubeで検索して見つけたものを使っています。
会話の内容がとても簡単なものであっても、自分が言いたいことが相手に伝わったという経験は自信やモチベーションにつながりますよ。
お互いに意思疎通できる共通言語がある
2つ目の秘訣は、相手とスムーズにコミュニケーションを取れる言語があるということ。
言語交換において相手が一生懸命説明してくれても何を言っていることが理解できないとつらいですよね。
「同じことを何度も聞き返すのも申し訳ない」、「全然話せなくて嫌になる」といったネガティブな気持ちになるべくならないためにも大切なポイントです。
例えば、以下のAさんとBさんが言語交換をおこなうとします。


この場合、もしAさんが英語で理解できないことがあっても、Bさんは日本語に切り替えてフォローできることが予想されますね。
言語の習得には、学習している言語のみを使って学ぶのが良いとも言われています。
しかし、言語交換をストレスなく効果的におこなうという点では、学習初期は日本語もまじえながら進めていく方が良いと私は思います。
対面・電話・ビデオ通話でおこなう
外国語を学ぶとき、旅行で使ってみたい・友達と話せるようになりたいといった、リスニング・スピーキング力のUPを目標にする方も多いのではないでしょうか?
そこで最後の秘訣となるのが、対面・電話・ビデオ通話などリアルタイムで言語交換をおこなうということです。
私自身、文字だけのチャットや、ボイスメッセージの送受信で言語交換をしたこともありましたが、会話のテンポが遅くなるため、最初は良くても気づけばだんだんやりとりが少なくなっていき自然消滅…となるケースがほとんどでした。
そして当然ながらチャットだけだとリスニング・スピーキング力がなかなか伸びない…。
そんなこんなでスピーキングを伸ばしたいのなら、実際に話してみるのが一番という結論に至りました。
ネイティブとの会話を通して、生きた会話表現や発音を学べるのが言語交換の良さです。
しかし、いきなり見知らぬ人と外国語で話すのは緊張するし不安…という方はまずオンライン英会話などを活用して会話に慣れることから始めてみるのもおすすめします。
【体験談】私が実際におこなった言語交換3パターン

ここからは私が実際におこなった言語交換の中から3つの事例をご紹介します。
「言語交換のやり方がわからない」、「言語交換で何を話していいかわからない…」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
イギリス人AさんにTOEIC対策を手伝ってもらう
イギリス人Aさんとは言語交換サイトを通じて日本で出会いました。
Aさんは英語教師や日本の企業で翻訳・通訳(日本語と英語)の仕事をしていたこともあり英語を教えるのがとても上手でした。
当時私は転職活動のためにTOEICを勉強中。自分で過去問を解いてみて、解説をみてもよくわからない問題があったときにAさんに聞くようにしていました。おかげで過去最高スコア930を取ることができました。
TOEIC対策以外にも海外就職に向けて英文履歴書の添削や英語の面接練習なども手伝ってもらいとても助かりました。
反対に、Aさんは日本文化(特にゲームやマンガ)が好きだったので、そこで出てきた日本語の単語や表現についてよく質問を受けていました。
また勉強だけでなくカラオケや居酒屋、メイド喫茶など一緒に日本を観光したのも良い思い出です。
| 私の学習状況 | ・ネイティブ言語:日本語 ・学習中の言語:英語(中級) <言語交換でやりたいこと> ①TOEICの試験対策 ②英語の面接対策の練習、レジュメ添削 |
| Aさんの学習状況 | ・ネイティブ言語:英語 ・学習中の言語:日本語(上級) <言語交換でやりたいこと> ①日本語をさらにレベルアップさせたい ②日本人の友達がほしい |
| 言語交換の頻度 | 週1〜2(不定期) |
| 言語交換の方法 | 対面 or LINE(チャット) |
| 言語交換の期間 | 半年ほど |
| 会話のトピック | ・アニメ/漫画/ゲーム ・日本文化 ・日本での生活について ・ビジネス英語 ・英語の面接で良く聞かれる質問、日本語の面接との違い ・英語の履歴書の書き方 |
韓国人Bさんから韓国語の日常会話を学ぶ
韓国人のBさんとも言語交換サイトを通じて出会いました。
Bさんは韓国在住なのでビデオ通話で言語交換をおこなっています。
お互いに日本語であればスムーズに意思疎通ができるので、私が韓国語を、またBさんが英語をそれぞれ勉強しているときに説明が難しい場合は日本語を使うこともあります。
またわからない単語や表現が出てきた時は、その都度LINEでメッセージを送って記録に残すことであとで復習できるようにお互いが協力しています。
日本語の検定試験合格に向けて頑張っているBさんの姿は、私の外国語学習のモチベーションにもなっています。
| 私の学習状況 | ・ネイティブ言語:日本語 ・学習中の言語:英語(中級)、韓国語(初級) <言語交換でやりたいこと> ①韓国語で簡単な日常会話をしたい ②自分の韓国語の発音・文章をチェックしてほしい |
| Bさんの学習状況 | ・ネイティブ言語:韓国語 ・学習中の言語:日本語(上級)、英語(初級) <言語交換でやりたいこと> ①日本語能力試験の試験対策を手伝ってほしい ②英語を話す機会がほしい |
| 言語交換の頻度 | 週1回(60分) ・前半30分:韓国語を教えてもらう ・後半30分:日本語を教える or 英語でフリートーク |
| 言語交換の方法 | LINE(通話/チャット) |
| 言語交換の期間 | 言語交換を開始して約3ヶ月 |
| 会話のトピック | ・最近あったこと ・最近のニュース ・仕事について ・日本と韓国の就職活動の違い ・お互いの文化について ・流行っていること ・面白い韓国/日本のドラマ |

スペイン人Cさんと大阪観光を楽しむ
言語交換サイトで知り合ったスペイン人Cさんは、近々日本を旅行する予定とのことでした。
大阪に行くからぜひ観光案内をしてほしい、というのがCさんの希望。
LINEで事前にやりたいことを聞いて、1日の観光プランを作成し当日は一緒に大阪を楽しみました。
会話は日本語と英語、時々スペイン語を交えながらでした。
当時のスケジュールは、
・観覧車に乗る
・ポケモンセンターでショッピング
・プリクラを撮る
といった感じ。
言語交換のアプリやサイトを見ていると、「来年日本に旅行に行くから1日一緒に観光してくれる人を探しています」といったプロフィールをみることもよくあります。
パンデミックが落ち着いたら以前のように多くの人が日本に旅行に来るはずです。外国の方と一緒に日本を観光することで、普段とはまた違った視点を知ることができて面白いですよ。
単発でもいいから話す機会がほしい!という方にはこんな言語交換もおすすめです。
| 私の学習状況 | ・ネイティブ言語:日本語 ・学習中の言語:英語(中級) <言語交換でやりたいこと> ①英語を話したい ②外国人の友達がほしい |
| Cさんの学習状況 | ・ネイティブ言語:スペイン語 ・学習中の言語:英語(上級)、日本語(上級) <言語交換でやりたいこと> 大阪を1日一緒に観光できる日本人の友達がほしい |
| 言語交換の方法 | 対面、LINE(チャット) |
| 言語交換の期間 | 1日 |
| 会話のトピック | ・大阪(日本)でやりたいこと ・日本語を勉強するきっかけ ・日本/スペイン文化 ・仕事について |
終わりに

以上、今回は言語交換を効果的におこなう秘訣と、筆者の言語交換の体験談についてまとめてみました。
自分の外国語学習の目標に応じてやりたいことを柔軟に変えられるのが言語交換の良いところです。
外国語学習上達への一つの手段として、言語交換をぜひ上手く活用してみてくださいね!








